学童保育って!?学童保育ってどういったところ?

学童保育って!?

◆学童保育は『生活を守る場所』『放課後の生活の場』

 今日、働く女性や核家族が増加しているなかで、共働きやひとり親家庭などでは、 小学生の子どもたちは、学校から帰った放課後や、春・夏・冬休みなどの長期学校休業日には、 親が仕事をしているために子どもだけで過ごすことになります。このような子どもたちの 放課後(学校休業日は一日)の『生活を守る場所』が学童保育です。

 学童保育に通う子どもたちは、学校から「ただいま」と帰ってきます。 学童保育では、家庭で過ごすのと同じように、宿題をしたり、おやつを食べたり、友達の家や 公園に遊びに行ったりします。また、学童保育から塾や習い事に行く子もいます。 学童保育は子どもたちにとって『放課後の生活の場』そのものなのです。

 小学1年生から3年生が小学校にいる年間平均時間は約1,218時間。 これに対し、学童保育クラブにいる年間平均時間は約1,633時間となり、小学校にいる時間よりも長くなっています。 大企業での就業時間が約1,700時間と言われており、それに匹敵するほどの長さです。 子どもがこれだけ長く過ごす学童保育クラブは、子どもの健全な成長において重要な役割を担っています。 そうしたことからも施設環境や指導員さんといった人的環境は、非常に重要な要素であり、 しっかりと整備され、取り組まなければなりません。

 学童保育に子どもたちが入所して、安全で楽しい生活をおくることが出来て初めて、 親も安心して仕事に出かけることができます。学童保育には、親の働く権利と家族の生活を 守るという役割もあります。

 学童保育での保育とは、単に大人がいる環境で子どもを預かるものではなく、 個々の子どもの個性を見抜き、年齢に合わせた適切な働きかけをすることで、子どもの成長を促すものです。 小学生は幼年期から青年期に向けて、大きく変化し成長する時期であり、 高学年になると第二次性徴が始まり、思春期を迎えるといた期間に当たります。 子ども自身が戸惑いを抱えながら成長する時期でもあります。 単なる保育園や幼稚園の保育の延長とは言えない要素があるのが学童保育の保育です。

◆名古屋市が支援する学童保育は運営委員会方式 実際の運営は保護者

 名古屋市が運営を支援する学童保育所は、地域の児童委員、区政協力委員、民生委員、PTA会長などで 組織される運営委員会が留守家庭児童育成会を構成します。この留守家庭児童育成会に対して、名古屋市は 助成金を交付します。これを運営委員会方式と言います。

 運営委員会の下に、児童の保護者による父母会が組織されています。実質的な運営は父母会が担います。

 父母会で、運営方針、保育内容、各種行事の企画運営、指導員の雇用・就業環境の改善など検討し、実行 します。さまざまな職種、経験の保護者が、知恵と力を出し合って運営しています。

 学童保育でのイベントのほか、父母会の会議が定期的に行い、運営等さまざま検討しています。
  ・父母総会  年1回(4月)    保護者全員出席
  ・役員会   月1回(最終金曜日) 役員出席
  ・月例父母会 月1回(第1金曜日) 保護者全員出席

◆国家資格である「放課後児童支援員」という資格を持つプロフェッショナルが保育

 親に代わって保育をするのは、指導員と呼ばれる保育の専門家です。 学童保育所には、最低1名の国家資格の「放課後児童支援員」の資格を持った指導員がいなければなりません。 大きく成長する子どもたち一人ひとりを的確にとらえ、どのようなアプローチをすると 子ども自身が自ら成長できるのかを、専門知識と経験を活かして考え、実践するのが「放課後児童支援員」です。

 放課後児童支援員には、誰でもなれるわけではありません。 ?保育士、社会福祉士、教員免許の資格を持っている、?心理学や社会学を大学で修めた、?2年以上学童保育に従事した、など 9つの基礎資格のいずれかを持っている人が、合計24時間の「放課後児童支援員認定研修」を修了すると、 都道府県から認定証が発行されます。この認定証があって初めて「放課後児童支援員」になることができます。

 「放課後児童支援員認定研修」は、放課後児童健全育成事業の制度、法律を学び、児童期の発達や遊びの特徴、 地域、学校、保護者との連携など、学童保育を行う上で欠かせない幅広い知識と理解を習得することが目的となっています。

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